サーバのスペック不足が招く問題

インストール型のWordPressやconcrete5などを利用していると必ず利用しなければならないのがサーバです。
共用レンタルサーバやクラウド・VPSなど種類はありますが、ランニングコストを抑えたいという理由でサーバの予算を削る傾向があるようです。

予算を削っても適切なスペックで運用できていれば、問題が起こらない場合もありますが、サーバのスペック不足に陥り問題が発生してしまうことがあります。

今回はいくつか例として起こりうる問題を紹介します。

アクセス過多によるサーバダウン

ブログやオウンドメディアなどでよくある事例です。公開した記事がバズり瞬間的なアクセス数が急増するというパターンです。

共用のレンタルサーバの場合、レンタルサーバ事業者からの処理制限がかかり、クラウドやVPSの場合はサーバダウンを引き起こします。
これが突発的なものであれば諦めがつくかもしれませんが、普段からアクセスがそれなりに多い状態でこのような自体に陥ってしまうケースが非常に多いです。
特にブログで収益を上げている人にとっては死活問題となります。

復旧したくても共用レンタルサーバでは事業者頼みになってしまい後手に回ることが多く、クラウドやVPSの場合、サーバに関する知識がないために何もできないということも少なくはありません。

同時決済処理が引き起こすエラー

ショップ機能を持つWebサイトも増えてきました。WordPressでもWooCommerceやWelcartなどでショップ機能を利用しているサイトが増えています。

商品数が少なく本格的にそこからの収益は考えていませんというようなサイトの場合、低スペックのサーバで稼働している場合があります。

このようなサイトで多く見られるのが同時決済でのエラーです。
決済の処理は認証も含むため非常に複雑で一般的な低スペックのサーバだと処理に時間がかかりすぎてしまうことがしばしばあります。

これが同時に行われると処理のタイムアウトを起こしてしまい、決済処理でも構わず途中で強制終了されてしまいます。
これによりユーザは注文の処理をしたが運営者にメールが届いていなかったり、お金は払っているのに商品が届かなったりするなど、クレームの対象となってしまいます。

CMS(WordPress)のアップデートが不完全で終わる

WordPressのアップデートを管理画面からボタンを押して実行する際、phpなどの処理が中途半端な形で終わってしまうことがあります。

これが原因で新旧のプログラムが混ざってしまい、真っ白画面になり管理画面にも入れなくなってしまうということがしばしばあります。
バックアップを取ってあれば即時復旧もできますが、多くの場合バックアップを取らずにアップデートを行い途方に暮れるというパターンがあります。

phpのエラーメッセージなどを読めば、ここからでも修復は可能ですが一般的なユーザには難しい作業です。

特にアップデート提供後は多くのWordPressでアップデート処理が走るため、スペックの低いサーバを利用している場合、このような事態に陥ることが多い傾向にあります。

アップデートを行わなければいいという問題ではありません。

まとめ

ランニングコストを抑えたい気持ちはわかりますが、サーバのスペックをギリギリで運営するとこのような問題を引き起こします。

特にショップ機能がついているWebサイトはかなりの余裕を持ってスペックを決定するほうがいいでしょう。
考えるべきはいかに安く運営できるかということよりもいかに安全にユーザが快適に利用できるか
です。

弊社でもサーバのスペックからご提案させていただきますので、ご相談お待ちしております。
また、オーバースペックでランニングコストを抑えたいというような場合も、適切なスペックでの運用ご提案させていただきますので、ご相談ください。

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この記事を書いた人

遠藤進悟

株式会社アーシタン技術担当。Webエンジニア。WordPressコミュニティやKUSANAGI静岡ユーザグループモデレーターとしてWeb制作におけるサーバーの重要性の認知度をあげるため活動中。

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